メールマガジン「日本シャキッと宣言」
志民の皆様に配信しているメールマガジン「日本シャキッと宣言」と、志民の皆様から寄せられたご意見を、およそ一月遅れでご紹介しています。
平成22年3月15日(月) 山田 宏
●杉並区の歴史的な一歩
12日の杉並区議会において、賛成多数で「減税基金条例」が成立した。
これにより杉並区は、今年から税収の一部を毎年「減税基金」として積み立て、その果実で10年後から住民税の10%減税を始め、積み立てを継続することで減税幅を広げていく、歴史上日本初めての「恒久減税自治体」をめざすことになる。
この背景には、職員数を4700人から1000人削減し、942億円の借金もあと2年で完済予定とし、一方で独自のサービスも向上させてきた10年間の「杉並改革」の努力があった。
そして30年前、政経塾で「無税国家構想」を熱心に訴えていた松下幸之助さんの姿が、いつも私の心にあった。
平成22年3月16日(火) 中田 宏
●逆行を許すな!郵貯銀行改革
郵便貯金の一人あたりの預け入れ限度額を1千万円から3千万円に増やす方針を、民主党、国民新党、社民党の与党3党が打ち出している。
郵政民営化は国民が支持した結果であり、その本質は金融分野での官民のアンフェアな競争を正すことだ。
郵貯や簡保が不採算の宿泊施設等を乱立したことは誰もが知る通り、官業は非効率な運営も気にしない。
さらに、政府が野放図に発行し続ける国債の引き受け能力も増強される。
今でも180兆円弱という、どの銀行よりも大きい郵貯銀行をより肥大化し、民営化を後退させるとは愚策と言うほかない。
平成22年3月17日(水) 山田 宏
●原爆投下は「仕方がない」という米国人
「予は断腸の思いである。しかしすべては火と剣の生贄(いけにえ)とされねばならない。老若男女を問わず殺戮し、一本の木も、一軒の家でも立っていることを許してはならない。フランス人のような堕落した国民にただ一つのかような暴虐をもってすれば、戦争は3ヶ月で終焉するであろう」。
これは第一次大戦でのドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の言葉。
原爆投下を「仕方がない」という主張は、このドイツ皇帝の思考と瓜二つ。
「戦争を短期に終わらせるための無差別殺人の政策は、一つの犯罪である」。
東京裁判のパル判事の言葉だ。
平成22年3月18日(木) 中村時広
●365日24時間小児救急医療体制の壁
子育て支援の独自策として、松山市では6年前から365日24時間小児救急医療体制を実現しています。
子供の命に関わる分野だけに、市単独財源を集中投下致しました。
市内・県内・県外の多数の先生方に協力を頂いて何とか構築できましたが、小児科医の不足という根本的問題が常に制度の存続を揺らがしています。
国は子供手当のバラマキではなく、こうした分野にこそ知恵とお金を集中投下すべきと思います。
平成22年3月19日(金) 山田 宏
●あと3年なんてもたない!
先週「子ども手当」「高校無償化」などを進める法案が、衆議院の委員会で可決された。
何度考えても日本再生には全くつながらないバラマキ政策にしか思えない。
日本の国家財政は破綻状態、国家の借金は資産を上回り、日本の経済競争力はさらに低下傾向。
米国が中東で足を取られている間に、経済成長を武器に中国は大軍拡。
そのような中、今年7月に参議院選挙が行なわれる。
だが、このままだと民主党か自民党かの不毛な選択肢しか、国民にはない。
そして今年の参議院選挙を逃すと、あと3年国政選挙はなく、国民が政治を変えるチャンスが遠のく。
もはや志民の手で新党を立ち上げる時。このままあと3年なんて、日本がもたない。
平成22年3月20日(土) 上甲 晃
●実現の道
松下幸之助は、具体的な百年計画として、“無税国家”を提唱した。
「これから百年掛けて、税金を必要としない国を実現しよう」との目標設定である。
しかし、残念ながら、真剣に、そしてまじめに、さらに前向きに研究しようとする松下政経塾生はいなかった。
最大の原因は、余りにも発想が壮大過ぎて、ついていけなかったのである。
いつの間にか、“無税国家”は、倉庫の奥にしまいこまれて、埃まみれなってしまっていた。
私は、松下幸之助の無念を、今にして思う。
しかし、中には、松下幸之助の考えはさすがだ、“とてつもない考え方”ができる人だと、絶賛した外国人特派員もいた。
いずれにしても、桁外れの発想ができるのは、遥かかなたの遠い将来を考えているからなのである。
いかなるとてつもない目標もまた、「願う」ことによって、可能性が生まれる。
理想を持たなければ、理想に近付くことはできない。
理想に向かって、現実の問題を対処してこそ、実現の道が開かれるのである。